画像は講座PVより
総務省は、5月18日からオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」を開講する。
「社会人のためのデータサイエンス入門」は社会人や大学生向けの、データ分析の基本的な知識を学べる入門講座だ。オンライン講座「gacco」サイト上で7月7日まで申し込みができ、登録料・受講料はともに無料。
本講座は「将来の経済成長を担う“データサイエンス”力の高い人材育成」を目的として2015年3月に開講。以来リニューアルを経て、延べ12万人強が受講している。今回開講する講座も、2020年5月に公開されたものだ。
講師には『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)著者で統計家の西内 啓氏や、滋賀大学データサイエンス教育研究センターの伊達平和准教授のほか、総務省統計局の職員らが名を連ねる。
実際の統計データを使ってデータ分析を体験
講座では統計学の基礎やデータの見方のほか、国際比較データを使った分析事例や公的データの入手・利用方法の紹介等、データ分析の基本的な知識を学ぶことができる内容を4週間に渡って学ぶ。講座カリキュラムと、一部のテーマを紹介する。
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統計データの活用~コースへの導入、分析事例から分析に用いる統計的な考え方、データの見方への導入を図る~
平均値の見方~分析事例(1)~"平均値"にだまされない/普及率の地域間比較~分析事例(3)~太陽光発電システムの普及率/スポーツをデータで科学する~分析事例(5)~ワールドカップで勝つためには -
統計学の基礎〜データ分析に必要な統計学の基礎的な理論を学ぶ〜
代表値、分散・標準偏差/関係の⾒⽅・相関係数/回帰分析、標本分布 -
データの見方〜データの⾒⽅について基本的な⽅法を学ぶ〜
実際のデータを使った⽐率の⾒⽅/時系列データの⾒⽅ -
公的データの入手とコースのまとめ〜誰もが⼊⼿可能なデータである公的統計データの⼊⼿⽅法を学び、コースのまとめを⾏う〜
e-Statの使い方(人口ピラミッド)~データベース機能を利用して人口ピラミッドを作ってみよう/統計ダッシュボードの使い方~統計ダッシュボードの紹介/統計ダッシュボードを使ってみよう/コースのまとめ
各週の講義動画を見たあとに受ける確認テスト、最終課題を受け、60%以上の得点を満たすと修了証が発行される。
案内動画
講座概要
- 講座名:社会人のためのデータサイエンス入門
- 形式:オンライン講座プラットフォーム「gacco」での配信
- 学習時間:4週間
- 想定される勉強時間:週3時間程度
- 受講料:無料