画像は米Dropbox公式ブログより
I decided that retirement was boring and have joined the Developer Division at Microsoft. To do what? Too many options to say! But it’ll make using Python better for sure (and not just on Windows :-). There’s lots of open source here. Watch this space.
— Guido van Rossum (@gvanrossum) November 12, 2020
オランダ出身のプログラマーで、Pythonを生み出したことで知られるグイド・ヴァン・ロッサム氏は11月13日、自身のTwitterで引退を撤回し、米マイクロソフト(Microsoft)の開発者部門に加わることを明らかにした。
It's bittersweet: I'm leaving @dropbox, and am now retired. I've learned a lot during my time as an engineer here -- e.g. type annotations came from this experience -- and I'll miss working here. https://t.co/0ROaUrHQLt
— Guido van Rossum (@gvanrossum) October 30, 2019
グイド・ヴァン・ロッサム氏は米Dropboxに6年半の勤務した後、2019年10月に退職した。その際、グイド・ヴァン・ロッサム氏は自身のTwitterで、Dropboxを去り、「現在は引退している」と述べていた。
今回のMicrosoft入社に際して、グイド・ヴァン・ロッサム氏は「引退は退屈」だと感じたことを明らかにし、今後の取り組みについては「Pythonの使い方をより良くする」ことであると表明している。
日本のSNS上でも、グイド・ヴァン・ロッサム氏がMicrosoftに入社するという報道について、ユーザーからは「一昔前はMicrosoftに入るなんて思いもしなかった」「今のMicrosoftは本当におもしろい」といった声も見受けられる。
人工知能(AI)開発には欠かせないPythonを生み出したグイド・ヴァン・ロッサム氏を迎えた、Microsoftによる今後の発表に大いに期待したい。