Pythonを生んだグイド・ヴァンロッサム氏がMicrosoft入社 理由は「Pythonをより良くするため」

画像は米Dropbox公式ブログより

オランダ出身のプログラマーで、Pythonを生み出したことで知られるグイド・ヴァン・ロッサム氏は11月13日、自身のTwitterで引退を撤回し、米マイクロソフト(Microsoft)の開発者部門に加わることを明らかにした。

グイド・ヴァン・ロッサム氏は米Dropboxに6年半の勤務した後、2019年10月に退職した。その際、グイド・ヴァン・ロッサム氏は自身のTwitterで、Dropboxを去り、「現在は引退している」と述べていた。

今回のMicrosoft入社に際して、グイド・ヴァン・ロッサム氏は「引退は退屈」だと感じたことを明らかにし、今後の取り組みについては「Pythonの使い方をより良くする」ことであると表明している。

日本のSNS上でも、グイド・ヴァン・ロッサム氏がMicrosoftに入社するという報道について、ユーザーからは「一昔前はMicrosoftに入るなんて思いもしなかった」「今のMicrosoftは本当におもしろい」といった声も見受けられる。

人工知能(AI)開発には欠かせないPythonを生み出したグイド・ヴァン・ロッサム氏を迎えた、Microsoftによる今後の発表に大いに期待したい。