社会人のためのデータサイエンス入門、総務省が無料開講

総務省は2021年1月12日開講予定の「誰でも使える統計オープンデータ」に先駆け、「社会人のためのデータサイエンス入門」を特別開講した。登録料および受講料は無料。

本講座では入門編として、統計学の基礎やデータの見方・データの取得方法などを学べる。統計学の基礎を学ぶことで、活用編の「誰でも使える統計オープンデータ」をより効果的に受講できるという。

本講座のコースは4つの部分に分かれている。第1週では、社会でデータがどのように活用されているかについて、実際のデータを用いた分析事例を紹介する。第2週では、データを理解し、分析する際に必要な統計学の基礎について学ぶ。第3週では、日ごろ目にすることの多いデータの見方について学習する。第4週では、誰もが入手可能な公的統計データをインターネットで簡単に取得する方法について説明してくれる。

講師は、『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)などの著書で知られる統計家の西内啓氏、滋賀大学データサイエンス学部講師の伊達平和氏、横浜市立大学データサイエンス学部教授の土屋隆裕氏ら(※講師の肩書きは講座を制作した2018年5月のもの)が務める。なお、本講座は2020年5月19日に開講したものと同じ内容を特別に再度開講する形となる。

【「社会人のためのデータサイエンス入門」概要】
・前提条件:特になし
・課題内容:各週確認テスト 選択式の問題(7問程度)、最終課題 選択式の問題(20問程度)※2020年5月19日に開講した講座の課題と同じ内容。
・修了条件:本講座では「修了証」は発行されない。
・学習時間:4週間 ※ 本講座はWeek1~Week4までの講義動画および課題、解答・解説が開講日に一斉に公開される。