武蔵野大学、AI・データサイエンス基礎を4月から開始 文系も必修科目に

武蔵野大学は2021年1月28日、理系・文系を問わず全学生が1年次に「基礎的なAI(人工知能)・データサイエンス」「SDGs」などに関する科目を、必修科目として学ぶ教養教育プログラム「武蔵野INITIAL(イニシアル)」を開始すると発表した。開始は2021年4月から。

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本大学では、専門課程および社会を生き抜くために必要な力を養うことを目的に、全学共通の教養教育プログラム「武蔵野BASIS」を2010年から導入している。今回リニューアルした「武蔵野INITIAL」は、現在の学生が社会の中核で活躍する2050年を想定し、展開するという。

具体的には、全学生を対象に新たに「AI」「データサイエンス」「プログラミング」に関する科目、および「SDGs」を必修科目として追加した。これにより、主専攻とAIを融合し、今までになかったアイデア、新しい価値を生み出せる人材を育成するとのこと。

また、副専攻として、実践的なAI活用スキルを修得できるとうたう「AI活用エキスパートコース」を用意し、学部学科問わず希望者が受講できる。これにより、データサイエンスおよび機械学習の専門的ツールを活用し、実社会で実践的に問題解決ができるエキスパートを育成するとしている。さらに、同教養教育プログラム科目内の指定科目(計12単位)を修得した学生をコース認定し、卒業時に修了証を授与する。

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