Pythonの基礎やDXの事例を学べる講座が無料に

※本記事はLedge.aiからの転載です

経済産業省は、人工知能(AI)やデータサイエンスなどのデジタルスキルを学べる、無料オンライン講座を紹介する「巣ごもりDXステップ講座情報ナビ」を公開している。

この記事では、同サイトに載っている無料の学習コンテンツのなかから、AIおよびデータサイエンス関連の入門講座を5つ抜粋して紹介する。

1.DXの事例や何をすべきか学べる講座が無料に

株式会社チェンジが提供する「デジタルトランスフォーメーションの基礎」では、DXの基礎について、DXとは何か、DXの事例、DXに向けて何をすれば良いのかを学べる。

受講対象者は「デジタルを活用し、事業や会社を変化させたい人」「DXという言葉は知っているが、なぜ重要なのか、また何から始めたら良いかわからない人」。前提知識は特になし。標準受講時間は各コンテンツが約10~15分程度で、総視聴時間は約38分。

2.AIやDXの基礎知識を学べる無料講座

同じく、株式会社チェンジが提供する「日本をカエルキーワード」では、「AI」「DX」「5G」「MaaS」「キャッシュレス」「スマートシティ」「サイバーセキュリティ」「OMO」「サブスクリプション」「ゲーミフィケーション」「プラットフォーム」といった、ビジネスに大きな影響を与える概念や技術に関しての基礎知識を広く学べるという。

受講対象者は「ビジネス用語の基礎知識を広く学びたい人」。前提知識はなし。標準受講時間は各コンテンツが約6~12分程度で、総視聴時間は約100分。

3. AIやPythonの基礎とDXの事例を学べる無料講座

シスコシステムズ合同会社が提供する「IoT/DX入門」では、DXとは何かを理解し、DXがいかに経済的成長機会を生み出しているか学べるという。具体的には、DXを支えるテクノロジーとして、AI、機械学習、プログラミング(Python)、ビッグデータ、自動化、セキュリティの基礎をカバーしており、DXがどのように可能になるかを世界中の事例とともに学べるとのこと。

受講対象者は「DXとはなにかを学びたい学生、社会人」「DXを支えるテクノロジーについて基礎から学びたい学生、社会人」。前提知識は必要なし。標準受講時間は5時間。

4.事例分析を通してDXについて理解できる無料講座

株式会社エクスモーションが提供する「デジタル時代に直面する変化と求められる人材像」では、DXが何を意味するのか、どのような価値をもたらすのかを独自の事例分析を通して紹介する。DXの本質を理解することで、DX時代のデジタル戦略の立案とサービス実装を考えることができる人材の育成を目指すという。

受講対象者は学生や若手、管理層、経営者などで「DXをもっと知りたい人・興味がある人」「世の中の変化に関心がある人・変革を推進したい人」。前提知識は特になし。標準受講時間は10分~。

5.リモートセンシングの仕組みを理解できる講座が無料に

一般財団法人リモート・センシング技術センターが提供する「初心者のためのリモートセンシング」は、「リモートセンシングについて関心はあるけれど、よくわからない」という人向けに作成したという。理論や数式ではなく、さまざまな画像を見せながら、リモートセンシングの仕組みや利用事例などについて解説し、デモを交えてデータの入手方法を紹介する。

受講対象者は主に社会人で「リモートセンシングを知らない人」「人工衛星データが身近に使えるものだとは知らなかった人」など。前提知識はなし。標準受講時間は1時間。