情報学はCOVID-19にどう立ち向かったのか?研究者たちが語る

国立情報学研究所(NII)は、「オープンハウス2021」を今年も開催する。オンラインで催され、会期は6月18日〜19日の2日間。参加費は無料(要参加申込み)。

国立情報学研究所オープンハウスは、研究成果を一般公開する場として年に一度開催されるイベントだ。識者の講演やポスターセッションに加え、小学生〜高校生がプログラミング思考やPythonに触れる「コンピュータサイエンスパーク」が実施される。

注目は、複数の研究者が語るセッション「COVID-19関連X連発」。情報学の知見をもとに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の関連研究成果やさまざまな事例を発表していく。「言語の形質から測るコロナ禍のSNS」「COVID-19の研究データはどのように発見するべきか?」など。

ポスター展示にはアーキテクチャや数理・論理・量子情報、画像解析など7つのキーワードで分類され、「ニューラルネットワークのハードウェア実装」「口コミ効果の最大化」「転移学習によるネットワークログのテンプレート自動作成」など、興味深いタイトルが並ぶ。イベント当日はテキストでコメントしたり、ライブ発表での質疑応答も可能。

同イベントに参加するには、事前に申し込みフォームからの登録が必要だ。