aiforce solutionsは、東北大学経済学部にて文系学生向けの「ビジネスデータ科学」講座を提供開始した。今年2021年で3年連続になる。
同講座はAIに特化した学部生向けの課題解決型講義(PBL)。「社会でのAI活用イメージが膨らまない」「AIを学ぶ必要性が理解できない」という学生や、「AIで業務課題を解決したいものの、まわりに賛同者が少ない」社会人が対象だ。2019年から提供を開始し、過去2年で300名超の経済学部生が受講するだけでなく、 のべ10社の地元企業が参画している。
講義ではエントリーレベルの学生を意識して「AIを作る」ではなく「AIをどのように使うのか」に焦点を当てる。またプログラミングでの脱落者が多いことから、授業では自動機械学習ソフトウェア「AMATERAS RAY」を活用。マウス操作だけでAI予測モデルを構築できるため、AI(機械学習)を「使う」ハードルが下がる。
学びを深めながら、地元中小企業の課題解決にも挑む。単なるビジネス提案ではなく、データやAIを活用してどのように解決もしくは事業創出するかを体験することができる。
本講座は受講生の満足度も高く、2020年度のアンケートでは、(受講後)さらに高度なデータサイエンス分野の講義を履修したいですか?という問いに対し、94%が「履修したい」と回答した*という。
*出所 東北大学 ニュース「THE世界大学ランキング日本版2021で東北大学が1位に選出されました」(2021年3月25日)
airforce solutionsと東北大学は、2020年にもe-ラーニングコンテンツの「AIMD for Future」を提供し、文系、理系問わず、学部生にわかりやすくデータ科学・AIを学ぶ機会を提供してきた。