11月21日実施の統計検定要項が発表 1級試験は2年ぶりの実施

一般財団法人 統計質保証推進協会は、今秋に実施される統計検定の実施要項を統計検定サイト上で公開した。

検定日は2021年11月21日で、統計検定1級、統計調査士、専門統計調査士の試験を実施する。今回対象になる試験は約2年ぶりとなる。
各試験の概要は以下のとおり。

  • 統計検定1級:実社会の様々な分野でのデータ解析を遂行する統計専門力を問う。大学専門課程(3、4年次)で習得すべきことが対象範囲で、「統計数理」「統計応用」の2試験に合格してはじめて「1級合格」となる
  • 統計調査士:統計に関する基本的知識と利活用を問う。統計検定3級合格程度の基礎知識に加えて、社会人に求められる公的統計の理解とその活用力の修得を評価
  • 専門統計調査士:調査全般に関わる高度な専門的知識と利活用手法を問う。統計検定2級合格程度の専門知識に加えて、社会・経済で広く利用される統計や各種の調査データの作成過程、および利用上の留意点などに関する総合的な知識水準を評価

試験時間は統計検定1級が「統計数理」「統計応用」2試験で各90分の論述式、統計調査士が60分、専門統計調査士が90分でいずれも選択問題式(マークシート)。統計検定士、専門統計調査士は、コンピュータでのCBT形式も利用できる。

各試験の受験料や出題範囲など、詳しくは各試験のページを参照されたい。

>>統計検定 1級
>>統計調査士
>>専門統計調査士

統計検定の記録(分布)ページでは受験者数の推移、年齢分布グラフも見られる

いずれの試験も個人の受験申し込み期間は9月17日〜10月14日、のべ10名以上で申し込める団体受験申込み期間は9月17日〜10月8日。

試験結果は、試験日から5週間後に統計センターのWebページに公開されるほか、2022年1月中旬に試験結果通知書が(合格の場合は合格証も)発送される。

>>受験のご案内 2021年11月21日試験|統計検定:Japan Statistical Society Certificate

>>統計検定:Japan Statistical Society Certificate