株式会社アイデミーは2021年9月2日、Gunosy共同創業者の関喜史氏(@YoshifumiSeki)がDXコンサルティングサービスのアドバイザーとして参画すると発表した。大手企業のデータサイエンス研究開発組織の立ち上げを支援する。
関喜史氏は、東京大学大学院在学中に株式会社Gunosyを共同創業し、2021年8月まで上席研究員として推薦システムの開発やデータ分析に従事。近年は研究組織の立ち上げを行うほか、複数の国際会議で研究論文を発表しており、大学での講義や未踏ジュニアでのメンターなど教育にも携わっている。
アイデミーは、大手企業向けのeラーニングプラットフォーム「Aidemy Business Cloud」でDX人材育成コンテンツを提供しており、多くの企業の研究者も受講している。同社によると、現在多くの企業でDX実現のためのデータ分析基盤の立ち上げ・刷新プロジェクトが一段落する時期にあたるケースも多く、今後のデータ活用の加速が見込まれるという。
データ分析や機械学習の事業応用や研究開発に深い知見と経験を持つ関氏をアドバイザーとして迎えることで、企業内のデータを使った研究開発をハンズオンで支援。研究組織の立ち上げ、人材の採用、自社のデータを使った論文執筆や共同研究など幅広い観点からのコンサルティングを通して、各社のデータサイエンス領域での研究活動の推進に貢献するとのことだ。
関 喜史(せき よしふみ) 氏プロフィール
東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。博士(工学)。2012年に株式会社Gunosyを共同創業し、2021年8月まで同社で上席研究員を務めた。専門は主に推薦システム、デジタル広告、ユーザ行動分析などの機械学習・データマイニング応用。主な業績に2017年の言語処理学会の論文賞、2020年のWIのBest Paper。またRecsys、KDDなどに論文が採択されている。東京大学大学院での非常勤講師、未踏ジュニアメンターなど教育活動も積極的に行っている。
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