データサイエンス関連の最新論文をLT形式で紹介する「オンライン読み会」が各所で開催

KDD2021(27th ACM SIGKDD Conference on Knowledge Discovery & Data Mining) で発表された論文の「オンライン読み会」が各所で開催予定だ。

KDD2021は、2021年8月に開催された機械学習やデータマイニング関連の国際学術会議のこと。

広告・小売の論文をピックアップ、KDD Cup2021コンペの参加報告も

9月24日にはサイバーエージェントが「KDD2021 参加報告&論文読み会」を主催する。同社のAI事業部本部のデータサイエンティストによる論文紹介に加え、産業技術総合研究所/三菱電機のリサーチャー・吉村 玄太氏を迎えてKDD Cup2021の時系列異常検知コンペの「参加報告」もされる。

生鮮食品の売上予測に活用できるダイナミックプライシング・アルゴリズムや、昨今のプライバシー保護の流れを汲んだターゲティング広告の予測モデルアプローチなど、5本の論文が紹介される。

参加対象は以下に該当する方とのこと。学生・社会人は問わない。

  • データサイエンスにご興味をお持ちの方
  • 広告・小売業界におけるデータサイエンスの活用にご興味をお持ちの方
  • 経済学の応用にご興味をお持ちの方

開催概要

BCG、リクルート、Sansanのデータサイエンティストも登壇

10月7日にLINE株式会社が主催する会では、多岐に渡るテーマの10本の論文をピックアップし、LT(ライトニングトーク)形式で発表される。LINE株式会社をはじめ、ボストン コンサルティング グループ(BCG Japan)、株式会社ユーザベース、株式会社リクルート、Sansan株式会社、Beatrust 株式会社の社員らが登壇予定だという。

会の様子はZoom Webinar形式で配信され、事前登録者に専用URLが送られる。現在connpass上で登録を受け付けており、「学生、社会人、アカデミア問わずデータサイエンスに興味のある方でしたら、どなたでもご参加いただけます。」とのことだ。

開催概要

記事執筆中のわずかな時間にも10人前後参加者が増えており、注目度が高いことがうかがえた。ホットな論文・研究分野を知れる絶好の機会なので、ぜひチェックしてみては。