DataRobotを無償で使えるプログラムへの応募は5/31まで 非営利団体や社会貢献団体が対象

※本記事はLedge.aiからの転載記事です。

DataRobot, Inc.は4月から、「AI for Good: Powered by DataRobot」のパートナーを募集している。「AI for Good: Powered by DataRobot」に参加すると、DataRobotのエンドツーエンドのエンタープライズAIプラットフォームへの無償アクセス、および専任のカスタマーサクセスチームによる実運用までのサポートが提供される。

本プログラムの募集対象は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)をはじめとした社会貢献に対して、日本においてAIを活用して取り組む非営利団体や社会貢献団体だ。

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世界で最も困難で重要な課題をAIで解決したいという使命を持っている

DataRobotエンタープライズAIプラットフォームは、AIによるデータ分析や数値予測を専門知識がなくても業務に活用できる機械学習プラットフォームだ。データサイエンス界隈でも非常に有名なプラットフォームのひとつで、国内でもDataRobotを活用している企業はとても多い。

そして今回日本で実施となった「AI for Good: Powered by DataRobot」は、2019年からアメリカで開始されているプログラムだ。世界が抱える最優先課題を人工知能で解決する力を非営利団体に与えるために発足された。

発足以降、DataRobotは世界中の非営利団体における2000以上ものプロジェクトの立ち上げ、100000以上のデータモデルの構築を支援したという。また、医療・教育・水へのアクセスの向上など、多くの分野においてデータドリブンによる成果を達成している。

DataRobotのデータサイエンティストであり、「AI for Good: Powered by DataRobot」を率いるNatalieBucklinは次のようにコメントしている。

「AIには新型コロナウィルスによるパンデミックも含め、企業や組織に正しいツールや支援へのアクセスさえあれば、世界で最も喫緊な課題を解決する力があると我々は心から信じています。事実、本プログラムの参加機関が実現してきた成果は感銘を受けるものばかりであり、我々のプラットフォームを社会貢献のために活用するその能力に大変感心しております。

今回、新たな参加者を募集し、世界をより良い環境にするためにそれぞれが持つ固有のニーズや使命を果たせるAIプログラムを、共に開発していけることを楽しみにしています」

また、プレスリリースでは「DataRobotは、世界で最も困難で重要な課題をAIで解決したいという使命を持っています」とも述べられている。

「AI for Good」プログラムの応募期間は5月31日まで。プログラムへの申し込みは、AI for Goodウェブサイトから。詳細については別途説明会などを実施予定とのこと。

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