滋賀大学の河本薫氏ら登壇「AI Experience Virtual Conference 2021」開催

DataRobotが主催するオンラインイベント「AI Experience Virtual Conference2021」が6月10日に開催される。現在、参加・登録(いずれも無料)を受付中だ。

AI Experienceは2017年に日本で始まったイベントで、今回のテーマは「AIで実現するデジタルトランスフォーメーション」。滋賀大学データサイエンス学部教授の河本薫氏をはじめとし、味の素、ユナイテッドアローズ、SBIホールディングスといった企業のリーダーやデータサイエンティストが登壇する。
カンファレンスの概要は以下のとおり。

  • 名称:AI Experience Virtual Conference 2021
  • 日時:2021年6月10日(一部のセッションのみ録画公開)
  • 開催形態:オンライン
  • 参加費:無料
  • 申し込み:参加申込みより受け付け

データサイエンティストの育成やMLOpsについての講演も

以下、プログラムの一部を紹介する。時間帯や他のプログラムなどの詳細は、こちらを参照されたい。

「スポンサー講演:NTTデータの考えるデジタルサクセス® ~ デジタルCoEにおける共創・変革 と MLOpsの実践 ~」

奥田 良治 氏
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ ビジネスソリューション事業本部 AI&IoT事業部 デジタルサクセス担当 部長 エグゼクティブ・コンサルタント

「DataRobot MLOps 最新アップデート」

小島 繁樹 氏
DataRobot Japan データサイエンティスト

「AI オペレーションとモデル監視の重要性」

このセッションでは、データサイエンティストとエンジニアのそれぞれ別チームにプロダクションサポートを引き渡すことで、AI運用の一つの可能性を説明します。 さらに、Covid 19をはじめとする現実世界の変化の影響についてのケーススタディや、データドリフトのモニタリングによって、モデルに注意が必要であることを示す早期警告システムをどのように提供できるかについても説明します。

Mark Coyne 氏
Cotiviti VP, Operational AI

「製薬企業のコマーシャル部門におけるAI活用事例 「外注から内製化への歩みと今後の展望」 〜データサイエンティスト不在の2年半〜」

奈幡 智朗 氏
サノフィ株式会社 ビジネスオペレーション&サポート本部 カスタマーマーケティング&アナリティクス部 部長
李 鑫 氏
サノフィ株式会社 ビジネスオペレーション&サポート本部 カスタマーマーケティング&アナリティクス部 Manager

「ビジネスデータサイエンティストの育成」

事業会社において、データと分析手法でビジネス貢献するには、方法論に秀でるだけでなく、問題設計や現場導入の力も必要です。本講演では、滋賀大学においてこれらの能力をどのように育んでいるか紹介します。

河本 薫 氏
滋賀大学 データサイエンス学部 教授