データサイエンスコンペなどのSIGNATE、登録ユーザー数が5万人を突破

株式会社SIGNATEは、7月29日に同社が運営するデータサイエンスプラットフォーム「SIGNATE」の登録ユーザー数が50,000人を突破したと発表した。

SIGNATEは2018年4月にオープンし、実社会のデータサイエンス課題に挑戦するコンペ「Competition」、データサイエンススキルを学ぶ「Quest]」、データサイエンティスト・AIエンジニアに特化した転職サイト「Delta」、学生向けの新卒スカウトサービス「Campus」とサービスの幅を広げてきた。SIGNATEは企業とコラボレーションしたコンペの開催や、経産省が運営する教育プログラム「AI Ouest」などでも活用されている。

現在の登録ユーザの73%が社会人、27%が学生で、約半数が修士以上だという。近年は企業のデータ人材に対するニーズや、大学でのデータサイエンス教育プログラムが増えたことを受け、学習意欲の高い学生からの登録が増えているとのことだ。


画像はプレスリリースより、SIGNATE登録ユーザー数推移

DX推進の機運の高まりや、国の「AI戦略2019」では「文理を問わず、全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が、課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得する」目標が掲げられていることもあり、今後もデータサイエンスを学ぶ人や、あるいはデータ専門職に就くという人は増え続けるだろう。

リリースによると、2023年までに累計会員数100,000人を目指していくとのことだ。

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