NECや日立アカデミーはじめ5社がDS検定対策講座用テキストを共同開発

株式会社AVILEN、株式会社ディジタルグロースアカデミア、日本電気株式会社(NEC)、株式会社日立アカデミー、株式会社Rejouiの5社は「データサイエンティスト検定(TM)リテラシーレベル(以下DS検定)」の受験対策用テキストを共同開発中だと発表した。8月下旬に開発を終える見通し。

DS検定は、データサイエンティスト協会が2021年9月に実施予定の試験だ。アシスタント・データサイエンティスト(見習いレベル)に必要な実務能力と知識を有することを証明する試験で、7月から受験申込みを受け付けている
先日、模擬問題も公開した。

今回開発される対策テキストは、DS検定(TM)の試験範囲であるアシスタント・データサイエンティストレベル相当と、「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)におけるモデルカリキュラム」とを統合した範囲に対応するとのことだ。

テキスト開発に携わる5社は、各社が順次開催するDS検定(TM)対策講座で完成したテキストを活用する予定。各社はデータサイエンティスト教会員でもあり、データサイエンス領域に精通するだけでなく育成事業をビジネス展開してきた。各社の専門性や得意領域を掛け合わせることでDS検定の広い試験範囲をカバーできるとしている。

日立アカデミーの研修開発本部 L&D第1部 田中 貴博部長(データサイエンス、DX領域の研修サービス事業責任者も務める)はリリースで以下のコメントを寄せている。

あらゆるデータの力を解き放ち、社会をより良い方向に向かわせるためには、データサイエンス素養を身に着けることが必要な時代となっています。
DS検定(TM)や対策講座は、データサイエンティストをめざす人はもちろん、データを利活用するすべての人にとって有益なものになると考えています。
日立アカデミーは、年間のべ13万人への研修提供、95%を越える業務への活用期待度を達成する人材育成の確かな実績と知見を生かし、各社と連携しデータサイエンティストの育成に貢献してまいります。

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